
基本情報
制作国:アメリカ
日本公開:2020年
上映時間:100分
パート1 〜あらすじ無し、ネタバレ無しで紹介
何を求める人向け?
「シンミリ」を味わいたい人
おすすめの対象年齢
大人向け
主人公と同じ年齢、30歳の人は特におすすめです
あらすじ無し、ネタバレ無しで見所を紹介
・国の違い、文化の違い、育ち方の違い、考え方の違い、コミュニケーション方法の違いによる意見のすれ違い
・時折流れる音楽が情緒を感じさせてくれる
・何が正解で、どう対応したら相手が傷付かないのかの判断
・ある程度歳を取り、親戚一同に色々気を使わないといけない人にはより共感が深くなる
鑑賞前に知っておくとより楽しめる情報
・2019年7月12日、本作は全米4館で限定公開され、公開初週末に35万5662ドル(1館当たり8万8915ドル)を稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場19位となり、この数字は1館当たりの興行収入の年内最高記録である
・全米4館から始まった興行は拡大し、米国内で約1,770万ドル(約18億6,642万円)の興収を記録するスマッシュヒットとなった
・主人公を演じたオークワフィナはアメリカ育ちだったので中国語を話せなかったが、もう勉強の末主役の座を射止めた
・オークワフィナの本業はラッパー
おすすめ度
☆☆☆☆ 4点
下記は少しネタバレがあります
パート2 〜少しだけ踏み込んだ紹介〜
少し内容に踏み込んだ見所
・主人公を演じるオークワフィナが、いつのも奇抜な個性を封じ、極々普通の一般人を演じている
・主人公はアメリカ育ち、主人公の親は中国育ちでアメリカの厳しい環境を耐え抜いて生きている、この境遇の違いによる意見の齟齬が主人公にどう影響するか
・主演のオークワフィナはゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞
・言葉が通じない日本人花嫁を演じた水原は三重・桑名市出身で京都大学法学部卒。高IQの持ち主だけが入会できるMENSA会員
下記、ネタバレを含んだ感想があります
〜 本編観賞後にご覧ください 〜
パート3 〜ネタバレ有り〜
くらぱぱの感想
こんな状況になったら何が正解なんだろう?
エンドロールまでは「真実を伝えないのはおかしい!!」などと考えていたが、実際の顛末を逸らされたら、もう何も言えんですな…
世界観を確立させるし要所要所の音楽や走るシーンなどは映画『SHAME -シェイム-』を思い出す、「やり場のない思いをどう処理するのか」というテーマは同じだし、両作とも段々と体がのめり込んでいく居心地の悪いソファーに永遠と座らせられてるような感覚になる(読者ぬ伝わるのか?)
どうやら自分はオークワフィナが好きらしい、いつもの奇抜な役も良いが、普通の人の演技も大好きやね、ハッ!!
好き度
☆☆☆☆ 4点
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